呼吸力の真価〜引力で相手を協力者にする合気道〜 合気道龍 安藤毎夫師範  指導・監修

呼吸力の真価〜引力で相手を協力者にする合気道〜 合気道龍 安藤毎夫師範  指導・監修

 

 

 

力に頼らない。センスもいらない。

 

合気道の技を相手に効かせるためには、力に頼る必要はありません。むしろ、力は抜いた状態が理想です。

 

センスや才能も必要ありません。むしろ、日常生活のなかにヒントが隠されています。

 

 

では、合気道に必要なたった1つのものとは何か?

 

それは「呼吸力」を使って、相手を「協力者」にすることです。

 

 

安藤師範の師匠であり、かつて生ける伝説と言われた塩田剛三師範は、合気道の極意を質問されたときに、このような言葉を残しています。

 

「自分を殺しに来た相手と友達になること」

 

安藤師範は、塩田師範の教えを自分なりの言葉で解釈し続けており、初心者の生徒さんたちにも理解できる「わかりやすい表現」へと変換しています。

 

そんな安藤師範が最も重視しているのは、大人から子供まで、さらに国籍を超えて外国の方にも合気道を楽しんでもらうことです。

 

だからこそ、難しい言葉を使ってはいけません。できるだけわかりやすく、そして理解できる表現で伝える必要があります。

 

このようにして生まれたのが、今回の教材でご紹介する「呼吸力」を使って、相手を「協力者」にする方法です。

 

 

 

安藤師範が新解釈した稽古方法の秘密

 

合気道で重要なのは、原理を理解することです。

 

なぜなら、原理がわからなければ、いくら稽古をしても上達しないからです。

 

しかし、合気道の原理は感覚的な表現が多く、また指導者によっても解釈がさまざまで、長く実践されている方でも上達できていない現状があります。

 

 

そこで安藤師範は、初心者の生徒さんでも合気道技法の「原理」を理解できるように、日常生活の比喩を用いたり、現代風の表現を意識することで体系化してきました。

 

さらに、どの技法を稽古すれば、どの部位の動かし方が一番学びやすいのか?についても日々研究しています。

 

 

例えば、

 

足の動かし方なら、◯◯の技法が効率よく学べる。
腰の動かし方なら、◯◯の技法を反復すれば習得が早い。などなど。

 

このように、各技法の原理を理解することで、合気道の上達を一気に早めることができるのです。

 

今回の動画教材では、安藤師範が40年以上かけて解釈してきた原理や稽古方法を、すべて公開しています。

 

 

 

 

 

 

 

プログラム内容の一部をご紹介!

相手を引きつける「協力者」とは?

敵対している相手を引きつけて、自分の「協力者」にする原理とは?

Vol.1では、各技法を通して相手を「協力者」にするための「原理」について様々な角度から詳しく解説しています。
敵対している相手が自分の協力者になることで、強引に力を込める必要がなくなり、自然に技を効かせるようになるでしょう。
技が効かないとお悩みの方は、ぜひ何度も見直して稽古してみてください。

 

安藤師範が40年以上かけて習得した「技の流れ」の真髄とは?

相手に技を効かせるためには、単に1つの動きを稽古しても習得できません。
重心の移動、膝の動き、腰の動き、肩の落としなど、すべての動きが連動してはじめて、相手に技が効くようになります。
安藤師範はこの「技の流れ」の真髄を40年以上もの歳月をかけて研究し、そして現代の人たちにもわかりやすい表現で言語化しました。
この「技の流れ」を身につけて頂ければ、自然な動きで技法を繰り出せるようになるでしょう。

 

合気道の原理を知るための「下からの協力」と「上からの協力」とは?

合気道の原理を知るためには、敵対している相手を自分の「協力者」にすることがポイントであるとご説明しました。
実はこの協力者には、「下からの協力」と「上からの協力」の2つがあります。
上下両方の協力を理解することで、相手がどのような体制から向かってきても対応できるようになるでしょう。

 

息切れしない秘密。腰を安定させて技を効かせる「呼吸力」とは?

安藤師範は、教材を通して連続で技をかけているにも関わらず、全く息切れをしていません。
これは腰を安定させて技を効かせる「呼吸力」をマスターしているからです。
Vol.1では呼吸力に軽く触れており、技法を通してポイントを解説しています。
またVol.2では呼吸力の鍛錬について詳しく解説しているので、楽しみにしておいてください。

 

相手が逃げられなくなる。引きつけて技を効かせる原理とは?

合気道の動画を見たことがある方は、手を力強く握っていないのに相手が逃げられないシーンをご存知ですよね。
これは相手を引きつける「協力者」の原理を理解することで、誰でもマスターできます。
引きつけの極意を詳しく解説しているので、反復稽古をしていただければあなたも再現できるでしょう。

 

合気道歴40年以上の達人が実践でつかう「気の引力」とは?

合気道の基本技のなかには、相手を引きつける「気の引力」の要素が含まれているものがあります。
この要素を理解しながら稽古するのと、理解せずに稽古するのとでは、上達のスピードが格段に変わるものです。
慣れている相手には効きにくい技でも、気の引力をマスターすることで力を込めずとも効かせられるようになります。
安藤師範が40年以上かけて身につけた極意を、ぜひ習得してください。

 

技が効かない原因は相手との間隔にある。空間を見極める視線とは?

相手に技が効かない原因は様々ありますが、そのなかの一つに相手との「間隔」があります。
安藤師範によると、間隔を見極める方法は「視線の動き」にあるとのことです。
視線の動きを意識するだけで、今まで効かなかった技がビックリするほど作用するようになるでしょう。

 

手を使わずに「腰」の動きだけで相手を無力化する方法とは?

相手をひきつける「気の引力」は、腰の動きだけで相手を無力化することも可能です。
実際に教材のなかでは、安藤師範が胸ぐらを掴まれている状態から、腰を少し動かすだけで相手を膝間づかせるシーンが解説されています。
初心者の方ならすぐに手を使ってしまうシーンでも、達人なら腰の動きだけで無力化できるので、ぜひ何度も見直してください。

 

背中を当てるだけで相手を吹き飛ばすポイントを解説。

塩田剛三師範の動画を見たことがある方は、背中を当てるだけで相手を吹き飛ばすシーンをご存知じですよね。
今回の教材でも、内弟子である安藤師範がその再現方法を詳しく解説しています。
あなたも反復稽古していただければ、向かってきている相手に背中を当てるだけで制圧できるようになるでしょう。

 

これで簡単に相手を投げられる。一定に保つべき「脇」の間隔とは?

相手を回転して投げる技法がありますが、このときに技が効かない方は「脇」の間隔が定まっていないことが原因です。
安藤師範によると、「脇」を一定の間隔に保つことで、自然に技を効かせられるようになると解説しています。
ある技法を分解して「脇」の固定方法について詳しく解説しているので、教材を稽古いただければあなたも簡単に相手を投げられるようになるでしょう。

 

 

合気道技法の「原理」、呼吸力の「鍛錬」

生ける伝説と言われた塩田剛三師範から学んだ合気道の極意とは?

Vol.2からは、安藤師範が塩田剛三師範から直接学んだ合気道の極意について解説しています。
正面、側面の入身投げの原理をはじめ、重心移動の原理、回転の原理、呼吸力の鍛錬など、合気道の原理を理解できるようになるでしょう。
反復稽古のやり方についても詳しく解説しているので、何度も見直す教材として非常におすすめです。

 

安藤師範が見つけた「後ろ足」の動かし方を知る基本動作の秘密とは?

入身投げの原理を理解するためには、「後ろ足」の動かし方がポイントになります。
後ろ足の動かし方を知ることで、腰の動きに連動し、相手に技が効かせられる体の動きになるのです。
この基本動作を反復稽古することで、相手にしっかりと作用する入身投げが身につくでしょう。

 

重心移動をするだけで相手を簡単に崩す方法とは?

入り身の原理を含みながら重心移動をすることで、そのエネルギーがしっかりと相手に作用するものです。
Vol.2では、入身投げの原理を学び、次はこの重心移動の原理について徹底解説されています。
この原理を理解することで、重心を移動するだけで相手を簡単に崩せるようになるでしょう。

 

「力の流れ」を理解できる技法と、その稽古方法とは?

重心移動の原理を理解する過程で、同時に「力の流れ」がどのように作用するのかが学べます。
力の流れが理解できれば「腰で投げる」ことに繋がり、力を込めずとも相手を簡単に投げれるようになるでしょう。
この力の流れを勉強するための技法と、その稽古方法についてぜひ学びを深めてください。

 

手を使わずに、重心移動だけで相手を投げる秘訣とは?

重心移動の原理では、手を使わずに相手を投げる秘訣について解説されています。
これを知ることで、膝の持って行き方、腰の動き、後ろ足の置き場などが作用して、手を使わずに相手を投げれるようになるでしょう。
「手を使わず、腰で投げる」ためのコツを理解して、日々の稽古に活かしてください。

 

なぜ実践では使えない「座り技」から合気道の技法を解明できるのか?

現代において「座り技」は、現実的に使用するシーンはほとんどありません。
ですが安藤師範によると、座り技の技法からは立ち技に活かせる体の動かし方が学べるとのことです。
そのためVol.2では、立ち技へ活かすための「座り技」の稽古方法について解説されているのでぜひご活用ください。

 

手の力は不要。回転で相手を崩すときの「前足」の動かし方とは?

Vol.2では、入り身の原理、重心移動の原理を学び、その後は「回転の原理」について解説しています。
安藤師範によると、回転の技を相手に効かせるためには、「前足」の動かし方がポイントになるとのことです。
前足の動かし方を理解することで、回転だけで相手を簡単に崩せるようになります。

 

体の部位ごとの「基本動作」を確認できる稽古方法とは?

相手に技を効かせるためには、体の部位ごとの基本動作を理解することが重要です。
この「基本動作」を理解するためには、繰り返し「技の一部分の動き」だけを反復して稽古することが上達の近道になります。
技の一連の流れでは掴めなかったことも、一部分を切り取って反復稽古することで一気に理解が深まるでしょう。

 

合気道の本来の姿「自然の流れ」を理解するための秘訣とは?

合気道は本来、強引にせずとも「自然の流れ」をつくることで相手に技を効かせられます。
それぞれの力の動きが、川の流れのように1つの動きにつながったときに技は完成するのです。
Vol.2では、入り身、重心移動、回転の原理を学び、それから「自然の流れ」について解説しています。

ぜひその秘訣を学び取ってください。

 

合気道の基本動作「中心力」を鍛える稽古方法とは?

呼吸力を鍛えるためには、ブレない中心の軸をつくる必要があります。
Vol.2ではこれを「中心力の養成」として、中心の軸を鍛えるための反復稽古のポイントを徹底解説しています。
合気道の基本動作の一つになるので、中心力を養成することで技の上達スピードもグッと上がるでしょう。

 

強く握らず、力まない。「力の流れ」をつくり出す技法とは?

合気道では強く握らず、力むこともなく、「力の流れ」をつくることが非常に重要なポイントです。
手で握ってしまうと力の流れが止まってしまうので、そうならないための稽古方法をご紹介します。
「力の流れ」を実感するための技法を知ることで、強引にすることなく相手に技が効くようになるでしょう。

 

 

 

以上が、今回の教材でご紹介している内容の一部です。

 

もしかしたらボリュームの多さに驚かれているかも知れませんが、ご安心ください。

 

ひとつひとつ、安藤師範がわかりやすく丁寧に解説しており、袴(はかま)で隠れた部分までしっかりと説明されています。

 

 

途中、「呼吸力」や「協力者」などの専門的な用語も出てきますが、最初から完全に理解する必要はありません。

 

というのも、大事なことは各技法から「原理」を理解することだからです。

 

そのために、どのような技法を通して、何を意識して反復稽古をしたら良いのか?について具体的に解説されています。

 

教材の内容に沿って日々の稽古をしていただければ、あなたの合気道は間違いなく上達するでしょう。

 

 

 

最後に

効率の良い稽古方法を知れるので、迷わず日々の稽古に取り組めるようになる
技法の「原理」が理解できるので、合気道を学ぶのが楽しくなる
自然に技が効くようになるので、強引に技をかける必要が無くなる
学習効果の高い稽古方法がわかり、生徒に自信を持って指導できるようになる
十分な必要な情報が手に入るので、苦労しながら情報を探す必要が無くなる
中心の軸がブレない体の動かし方がわかり、健康的な身体が手に入る
いざというときの護身術として、自分や家族を守れるようになる

 

ほんの一部だけですが、これだけ多くのメリットが得られます。

 

 

安藤師範はこれまで、生ける伝説と言われた塩田剛三先生から直接合気道の極意を学んだ、国内でも数少ない達人のひとりです。

 

さらに、世界中の大人から子供まで合気道を楽しんでもらうことを理念に、40年以上もの歳月をかけて、各技法の「原理」を「わかりやすく」説明できるように解釈をし続けてきました。

 

今回の教材には、その重要なエッセンスをすべて凝縮した内容となっています。