ソフトテニス運動神経【清明学園ソフトテニス部 高橋茂 監督】〜色々な球技の動きから軟式テニスに必要なスキルを習得する方法〜
「ボール遊び」と「ソフトテニスのスキル」の関係
全国大会常連校である清明学園中学校では、10年近く前より「ボールを投げる動作」をソフトテニスの練習に取り入れています。
この練習の有効性に気がついたのは、あることが ”きっかけ” でした。
清明学園中学校には野球部がありません。ですので、小学校時代に野球をやってた生徒がソフトテニス部へ入部をしてくるそうです。
「野球経験のある子どもたちは、入部初日から違うんですよ!」
と当部の監督・高橋先生は言います。
ボールに入る動き、ボールを前に飛ばすラケットワークなど、初日から動きが全然違うそうなのです。
さらに驚くことに、その彼らのほとんどが皆、東京都(団体)で優勝していくそうです。
このことをきっかけに、高橋先生は独自に「野球の動き」と「ソフトテニスの動き」、さらには「他のボール競技の動き」と「ソフトテニスの動き」の関係性について調べていったそうです。
例えば、野球選手がボールを投げる動作を想像してみてください。この動作は、ソフトテニスのストローク動作と似ていると思いませんか?
次に、ハンドボールのように飛んでボールを投げる動作。この動作は、ソフトテニスのジャンピングスマッシュの動作と似ていると思いませんか?
このように他のボール競技でも、ソフトテニスの動作と似ているものがあることに気がつくかと思います。
さらに、ただボールを投げることに留まらず、様々な姿勢やシチュエーションを想定してボール処理を練習することで、筋力や足・膝・股関節の伸縮(トリプルエクステンション)の運動連鎖をピンポイントで意識的に鍛えることができるようになります。
しかも、近年の子どもたちに足りない『ソフトテニスに必要な基礎的な運動神経』が、この練習法によって強化できることは、清明学園中学校の輝かしい実績からもすでに実証されてきました。
ソフトテニスに必要なパフォーマンスを集中的に、かつ効率的にトレーニング
ソフトテニスには「投げる」「走る」「跳ぶ」運動の3要素に加え、「前後左右の移動動作」も求められます。これらの動作をいかに無駄なくしなやかに、そしてクイックに行えるかが、ソフトテニスの基本としてとても重要になってきます。
これらの基本動作を、他のスポーツの動きから学び、ソフトテニスに必要な運動神経を獲得することで、ソフトテニスの上達に繋げることが大いに期待できます。
ここで参考とする競技は非常に多岐にわたり、野球、バレー、卓球、バドミントン、ハンドボール、ラグビー、ゴルフ、ボウリングなどの動作から、多くの学びを得ることができます。
こういった、一見遠回りな練習を加えることで、次のような効果を期待することができます。
パフォーマンス向上に繋がる最適なウォームアップを取り入れられる
さまざまな打点のボールに対応する能力を磨くことができる
厳しい姿勢でもパワーのある素早い動作を身につけられる
空間認知力を鍛えられる
無意識的な体への悪い負担を減らして、ケガの予防ができる
正しい運動連鎖を体得し、ボールへ効率的にエネルギーを伝えられるようになる
正しい運動連鎖により、パワーロスやエネルギーロスをなくすことができる
小さな体重移動を体得し、動作の無駄をなくす感覚を養うことができる
他競技の動作から徐々にソフトテニスの動作へ近づけていくことで、このようにソフトテニスに必要なパフォーマンスを集中的に、かつ効率的にトレーニングしていくことができます。
ソフトテニス運動神経【清明学園ソフトテニス部 高橋茂 監督】
このプログラムでは、全国大会常連校である清明学園ソフトテニス部監督の高橋茂先生によって、これまで実践されてきた【試合に勝つための練習法】が余すところなく収録されています。
もしあなたが本気でソフトテニスに取り組まれているのであれば、全国トップクラスの指導を受けてみたいものですよね?
ソフトテニスに必要な運動能力を高めたい
理論に基づいた意味のある練習に注力したい
実践を想定した負荷の掛け方を訓練する方法を知りたい
力強いストロークを打つために必要な練習法を知りたい
試合の様々な場面を想定した練習法を知りたい
自分のソフトテニスの動作を見直したい
こういった強い想いのあるソフトテニスプレイヤーにとって、今後の試合の成績を大きく変えられる可能性が詰まった有益なプログラムとなっています。
特殊な道具は一切いらないので、あなたの練習環境でもすぐに実践可能です。